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アーカイブ: 2015年10月

現代起業に、ハスラー特有のペテンマジックは通用しない。


ベンチャー企業から出る胡散臭さとどう戦っていくか。というコンプレックスをしばらく持っていて、実際、社長とは、孤独なのはもちろん、孤独にも関わらず表側では全然ヘッチャラを気取るのはもちろん、さらにその背徳感とも戦っていかなければならない。と思います。だから、ついつい気前のいい経営をしてしまう。

いわゆるITベンチャー起業家の兄貴的存在であるツートップも、そういう気持ちはあったんじゃないかと、お二人の著書を読んで思うわけです。というのは、藤田さんも堀江さんも披露していましたが、内容分からなくとも出来ないと言わず後から勉強、とか、客先では「余裕っすよ!」ってとりあえず言っといて、後から必死に作る、みたいなスキームがありますよね。ハスラーマジックと言いますか。むしろ、武勇伝化してます。

ただ、これ、けっこう危ねぇなと思うわけです。けっこうなリスクを孕んでるし、そこに張ることがカッコいいと勘違いしない方がいい気がする。そういう姿勢が胡散臭さを醸し出してしまうわけです。

って言うか、そんな倫理的な話でなくもっと技術的な観点から、この運用方法はクライアントワークをやってて通用しないなと思うことがちょいちょいある。それはトーク力とかの問題ではなく。

だって、そのスキームって、昔だから出来たわけでしょう?そのやり口がオープンになり、一般的に知る所になった。むしろ、相手も同じようなことを考えているかもしれない。それだと流石に見抜かれる。全然成立しない。

また、相手も色々調べて勉強して打ち合わせに臨んでくることが増えた。良くも悪くも、今はディレクション受け放題と言っても過言ではないサービスがあるわけです。クラウドなんちゃらとか。発注者に非常に優しい。

相見積もりを取る理由の一つに、ディレクションを無料で受けられるという利点があるわけです。これは非常に良くないなと思いつつ、でも、仕方ないよねと。発注者と受注者のポジショントークで揺れ動いているわけですが、自分が受注者の場合、相手は自分の所に来るまでにそういうのを重ねてきて、けっこうな知識を持ち始めてると考えた方が良い。それだと、分かってるふりは出来ない。ある程度本物と言うか、少なくとも付け焼き刃くらいは持ってないと全然メッキがはがれる。

もちろん、だからと言って完全に理解したり技術を獲得してから起業するという選択肢は現実的ではないと思う。何が悪いとかではなく、とりあえず言いたいこととしては昔ながらのやり方は厳しいなという所感です。

ブログにしろ、その他SNS、インタビューやら、ましてやテレビや書籍出版という形態にせよ、今まで強い言葉を放ってた人がいきなり「色んな価値観があるよ」的なことを言っちゃうことの違和感。


一気に無責任感が出てしまう。梯子外しにかかったな、みたいな。いや、もちろん結果としてはそうなんだけどさ。

僕は、自分が言ったこと、書いたこと、それが真理だと思ってるから主張してる。何かを発信するということは「自分のやり方が正しい」ということを押し付けること。それに耐えられるだけのものがあるから出来ることなのではないか。もちろん、それが「責任」ってやつですよね。

自分自信がその考えに邁進出来るかどうか。それくらいの強いものじゃないと相手に届ける必要性が一切ない。

「とにかく皆んな正しいです!」だったら、発信する価値って何なのだろう?それを聞く意味って何かある?意見の押し付けをするなってこと自体がナンセンスで、そんなこと言われるようならここに座する必要ないじゃないですか?

結局、突き詰めれば皆んなが皆んなポジショントーカーなのかもしれないけど、心構えとして、僕はそういうスタンスで気を吐いていきたい。

出馬ゴールにならないために


今の若い子たちが政治意識を持つのはいいことですし、むしろガンガンいったらいいと思いますが、なぜ、いきなり国政を意識するのだろうか。

東京で有名になって政治的発言をSNSですればいい線いけると思ってるのかもしれませんが、選挙はそんなに甘くない。選挙は人気投票や知名度を競うものではない。残念なことに、マニフェストや議論でどうにかなるものでもない。あの堀江さんだって、なわけです。

って言うのも、いきなり国政という発想の何が良くないかって、恐らく思うような結果にならないでしょう。けっこうしんどいです。ボッコボコにやられて、もう二度と選挙なんか出たくないと思う。その結果、志が折れてしまう、このパターンが一番避けるべきだなと。実際、記念出馬みたいな感じで立候補して、落選しても粘り強く挑戦し続ける人ってそんなに多くない。

権謀術数にはそれを上回る権謀術数で戦う以外ない。政治にゲリラ戦はない。

具体的に言うと、選挙は選挙区でやるものなので、地元をもう少し見た方がいい。一度地方選挙の手伝いに行ってみると良い。きっと大歓迎してくれる。

「今俺たち、最先端なことやってるぜ!」って思った瞬間にアウト。


テクノロジーの進化というものを神の御業の如く受け取り、それを操ることに傲慢な自分になってはいけない。ITは多くのことを解決するけど、全てのことは解決しない。人間が直接手を下さないとイノベーションが起きない事例は枚挙にいとまがない。やれ、どこぞの大起業家の名言などに踊らされているIT起業家を見ていてそう思う。

もちろん、君がスティーブジョブズならまだしも、君はただ単にスティーブジョブズが作った物を動かしている一ユーザーに過ぎない。自分が作った気になって、それを使いこなせていない人に上から目線で話していないか?

何年後にこの仕事は淘汰されているという記事がバズります。ただ、その記事を書いた人はその職業をやったことがあるのか?

建築作業員が消え、ロボットが家を建てる?バカなこと言うなと。職人を舐めちゃいけない。建築現場を舐めちゃいけない。

リアルとバーチャルの力関係の話で、元々はリアルの方が強かった。バーチャル世界に行ってる人ってちょっとバカにされてた時代。それが、IT社会が到来し、今ではデジタルな考えが幅を利かせている。ITこそがスマート、スマートこそかっこいいみたいな。

スマートなのは分かった。それがかっこいいのは分かった。ただ、スタンダードだと思わないこと。皆が皆、それを目指しているわけではない。非IT屋のネットリテラシーやスキルを持ってると考えない方がいい。むしろ、圧倒的少数。スマホが出たってそれは変わらない。それを計算に入れないってのは後々差が出てくると思う。イノベーションってのは起こす人と起こされる人が二人三脚で進まないと。

もし、IT周りで事業をしていて、中々勝てないのであれば、どこにビジネスチャンスがあるのかを冷静に考えよう。ネットが全てだと思わない方がいい。それを使うのは人間ですから、人間を見てないと。

DMMの隆盛で、アダルトでもいいじゃんみたいな空気が出てきたんじゃないかな。


コンテンツメーカー、プラットフォーマー、代理店、スタートアップと、様々な立場あれど、そういった人たちと話しててふと思う。今まできっと、見向きもしない、むしろ、ちょっと生暖かい目で見過ごしてきたんだろうな、というプレイヤーまでアダルト市場に打って出ようとしている。DMM包囲網が出来るくらい、それくらいDMMの全方位的な感じは凄い。

そして、それはアダルト業界に限らず、今まで何となくタブーと言うか、腫れ物に触るかのような扱われ方をされていた業界が、「そんなの関係ねぇ」とばかり、開けてくるのではないかと思うわけです。

そういう意味で、DMMがアダルト市場を開いたことは非常にエポックメイキングなことだと思います。

読書マウントと海外マウント


自慢じゃないですが、僕はあまり本を読まない。読書マウントを取りたがる人からすると、そんな僕は相当ボコボコに言われます。

まぁ、読まないよりは読んだ方がいいんだろうな、くらいには思います。よく、成功した人は1日何冊本を読んだ的なレポートを目にする。

ただ、その反面、自分で「仮説」を立て、それがどう結果として現われたかを「検証」する。そして「考察」し、また仮説を立てる…というフローは割と重要だとも考えており、読書をする時間を取るということはこれらのフローに費やす時間を犠牲にするということは大前提にしておいて頂きたい。

「仮説」は想像力・創造力を「検証」は行動力を「考察」は分析力を培う。

これらのアクションが読書で全て賄われていて、かつ、「体験」をすることを凌駕するのであれば読書はした方がいいのではないかと。そうでないのなら別にな気がします。

そんな僕に対して、こういう行為は止めて頂きたい。

どこかから聞きつけてきたんでしょうけど、例えば、アフリカで靴を売る話やゴールドラッシュの時代につるはしやジーパンを売った人が一番儲かった話をやたらと引き合いに出して、「ビジネスとはこういうもんだ」みたく講釈を垂れる輩。

お前、それやったんか?自分でやったんか?それとも本読んで、人がやったこと、語ってたことをさも自分がやった気になってるだけやろ!

「本を読むだけ」なら、結局、安全圏でしか仕事したことの証明にしかならない。

同様に、海外に多く行っているマウントも何とかして欲しい。

留学経験者とか海外勤務者って海外だけが成長と考えるふしがあります。海外に行かなきゃ行かないでその分国内で別の体験をしてたわけだから、留学絶対論を押し付けるのはフェアじゃない。実際、行きたくたって中々行けなかったっていうことだってありますよ。まぁ、無茶してでも行けとか言われるんでしょうけどね。

敢えて強い言い方をさせて頂くと、大体、大した青春も送れなかったくせにその分プライドばかり高くて、自分はイケてると思ってる勘違い野郎が多い。

海外に中々行ったことのない日本人を見つけては、「海外行くなんて大したことないぜ!」的なことを言って回る。

そして、大体、中盤くらいから武勇伝になってくる。「金がなくて皿洗いした」とか「チンピラに絡まれた」とか「川に落っこちて溺れかけた」とか。

「あぁ、それなら僕も金なくて交番に頼み込んで…」みたいな被せ方をすると。

「いやいやいや。それ、日本で、でしょ?日本と海外じゃ、全然意味合い違うから。俺、アメリカだぜ!インドのガンジス川だぜ!」みたいなことを言われるわけです。

…。

あんた、海外行くのなんて大したことじゃない言うてましたやん!

とりあえず、読書いっぱいしてる人の本読んでるマウントと海外多く行ってる人のマウンティングは勘弁して欲しい。

2020年以降の地方都市の生き残り方


群馬県太田市のスペックでも書きましたが、地方都市の生き残り方として観光が全てではないわけです。

確かに、今は何となくインバウンドな流れが強く、2020年、一発ブチ上げてドン!な気持ちは分かります。当然、都市に求められる機能として、商店やデパートなどの商業的意識、集客してやるぞという気概がフューチャーされがちですが、そこで勝ち逃げや売り抜け出来る人ばかりじゃない。むしろ、観光が冷え込んだ後、地方がどう生き残るのか、これからの若者はもろその問題にぶち当たる。

東京オリンピックにわらわらと群がっているのが年配の方たちばかりで草生えるが、変に踊らされず、若者たちには是非この問題に目を光らせておいて欲しいです。

さて、件名の2020年以降の地方都市の生き残り方に関してですが、僕の見解として、観光に傾倒するより、工場としての機能をきっちりこなしている方が安定感があるように思う。産業競争力。

そのためには、すでに強い地場産業があり、災害面で安全安心で、足腰の強い市民と政治家が揃っていることが望ましい。そういう面で太田市は全国でも優良な地方都市だと思います。

 

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