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現代起業に、ハスラー特有のペテンマジックは通用しない。


ベンチャー企業から出る胡散臭さとどう戦っていくか。というコンプレックスをしばらく持っていて、実際、社長とは、孤独なのはもちろん、孤独にも関わらず表側では全然ヘッチャラを気取るのはもちろん、さらにその背徳感とも戦っていかなければならない。と思います。だから、ついつい気前のいい経営をしてしまう。

いわゆるITベンチャー起業家の兄貴的存在であるツートップも、そういう気持ちはあったんじゃないかと、お二人の著書を読んで思うわけです。というのは、藤田さんも堀江さんも披露していましたが、内容分からなくとも出来ないと言わず後から勉強、とか、客先では「余裕っすよ!」ってとりあえず言っといて、後から必死に作る、みたいなスキームがありますよね。ハスラーマジックと言いますか。むしろ、武勇伝化してます。

ただ、これ、けっこう危ねぇなと思うわけです。けっこうなリスクを孕んでるし、そこに張ることがカッコいいと勘違いしない方がいい気がする。そういう姿勢が胡散臭さを醸し出してしまうわけです。

って言うか、そんな倫理的な話でなくもっと技術的な観点から、この運用方法はクライアントワークをやってて通用しないなと思うことがちょいちょいある。それはトーク力とかの問題ではなく。

だって、そのスキームって、昔だから出来たわけでしょう?そのやり口がオープンになり、一般的に知る所になった。むしろ、相手も同じようなことを考えているかもしれない。それだと流石に見抜かれる。全然成立しない。

また、相手も色々調べて勉強して打ち合わせに臨んでくることが増えた。良くも悪くも、今はディレクション受け放題と言っても過言ではないサービスがあるわけです。クラウドなんちゃらとか。発注者に非常に優しい。

相見積もりを取る理由の一つに、ディレクションを無料で受けられるという利点があるわけです。これは非常に良くないなと思いつつ、でも、仕方ないよねと。発注者と受注者のポジショントークで揺れ動いているわけですが、自分が受注者の場合、相手は自分の所に来るまでにそういうのを重ねてきて、けっこうな知識を持ち始めてると考えた方が良い。それだと、分かってるふりは出来ない。ある程度本物と言うか、少なくとも付け焼き刃くらいは持ってないと全然メッキがはがれる。

もちろん、だからと言って完全に理解したり技術を獲得してから起業するという選択肢は現実的ではないと思う。何が悪いとかではなく、とりあえず言いたいこととしては昔ながらのやり方は厳しいなという所感です。

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鹿山瞬

鹿山瞬

代表取締役株式会社INJUS
スマホアプリの開発を軸に、名刺やホームページの制作・運用、記帳代行、その他下記自社サービスを展開する会社の創業者です。 ①G2Oマーケティング ②顔パス ③TAXi ④Connector カバー画像の「唯才是挙」とは、三国志の曹操から引用しています。

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