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カテゴリー: 起業前夜

クラウドソーシングの問題点


某大学生よりクラウドソーシングの利用に関するインタビューメールを頂戴しました。

それに対する返信内容をご紹介します。

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クラウドソーシングは現在進行系で利用しておりますし、将来ある若者の活動を応援したいと思いますので、以下にインタビューの回答をお送りします。
ご参考頂けたら幸いです。

■ クラウドソーシングにおいて受注する仕事内容について
スマホアプリなどのシステム開発業務

■ クラウドソーシングにおける発注者との連絡について
クラウドソーシング内のメッセージを使うようにしています

■ クラウドソーシングの問題点について
アプリやシステム開発というのは、他のクラウドソーシングで発生する制作業務と比較しても、仕様作成や企画出し、問題点の調査など、「実働時間に対しての要件定義にかかる割合」が大きいです。ただ単に予算感を聞きたかっただけ、などの温度感で連絡をしてくる人もいますが、ある程度のコスト(時間=人工)をかけないと見積もりも出せません。
また、この段階というのは受注者が発注者のことを思い、良かれと思って「サービス」で色々と教えてくれます。当然、そうすることが発注の確度を高めるからです。

これら状況下だと、十個の案件を懇切丁寧に時間をかけて要件定義をしたにも関わらず、成約に至るのは一つ以下ということもあります。
最悪の場合、要件定義だけ無償でやらされて、発注を競合に持っていかれる、というケースもあります(した)。

これが続けば開発会社は疲弊します。
もちろん、対面営業でも同様のことは言えますが、その確率が上がることは間違いないでしょう。

また、そもそもそういったことも見込んで経営や営業をしろ、という話ではあるかもしれませんが、
いわゆる「上流工程」と呼ばれるフロント側のポジション(アイディアやファイナンス、マーケティング、マネタイズ…etc)にお金が集まり、泥臭く開発を行う所に正常に流れてこないというのは、日本の製造業全体としての大きな問題点と感じてます。今後、ますます技術が重要になってくるにも関わらず、エンジニアやプログラマーの価値が向上しない(たまに、日本のエンジニアの給料の低さがネットニュースなどにも出ますね)ということですから、この分野の国際的な競争力はますます低下していきます。

この課題に対する解決策として、一つの私案ではありますが、まずは要件定義を発注して頂く、という行動がスタンダードになれば良いなと思っています(もちろん、発注に至った場合はその部分を見積りに充当します)。
少額でも発注のリスクを背負って頂くことでその案件に対する本気度を共有することが目的なので、ここでの金額の妥当性というのはさして問題ではありません。

以上、少し愚痴(?)も含まれてしまったかもしれませんが、それゆえに現場の生の声と感じて頂けると思います。

最後に希望のある話をするなら、
上流工程にいて予算をたくさんもっている企業(某広告代理店さんなどですかね)はその金庫を開放してくれないと困りますし、それを引き出すのが我々ベンチャー起業家の腕の見せ所です。
そんな、良い時代になってきたと思っております。

連環の計


ベンチャーが取り得る唯一にして最大の戦略は、詰まる所、「連環の計」に行き着く。
※連環の計…策と策を組み合わせて大きな戦果を得る方法

それも、

1+1 featuringミラクル=100

ではなく、

1+1+1+1+1…=100

すごいこと、ありえないことに期待するのではなく、因数分解した時、一つ一つは至ってシンプルな「攻め手」を積み上げて積み上げて、大きな絵を描いていく。その通りに事を進めていく。
#至弱をもって至強にあたる

極端な話、その「1」を積み上げていけば、誰がどうやったって100になる。一騎当千の武将がいなくても神風が吹かなくとも「誰がどうやったって」一定の成果を収める、収めるようにしなくてはならない。それが戦略。

誤解されがちだが、起業家というのは一か八かみたいな博打打ちでも夢見るロマンチストでもなく、合理的で堅実な打ち筋を好む(少なくとも僕は)。

そうなると当然、基本的には忍耐と生産ですよ。凄い地味。

ただ、ごくたまに、50くらいの価値を持つ「1」が出現する。「圧倒的、閃き」というやつ(それを信じるロマンは持ち合わせている)。
これを拾えれば儲けものだし、そして、「1」を20にも50にもしてくれる人材を拾うことに今後は注力していきたい。
#唯才是挙

AIによって既存の労働市場が40%なくなるって言うと、何かすごいドラスティック印象を受ける。ただ、それはもう言い回しで演出が加えられている。今日の明日の、「人工知能さんが来てくれたので皆んなクビね」みたいな話じゃない。


時間をかけて徐々に徐々に、浸透していく。30年前と比べたら40%なくなってるよねって話。

また、そういうの繰り返してきている人類には、いくらでも活路はあると思ってる。

「テクノロジーの進化は我々にとって脅威ではない」という楽観主義者です、僕は。

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