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カテゴリー: 起業前夜-誰とやるのか何をやるのか

やってることが面白い人もそうだけど、やり方が面白い人ってのもけっこういて、むしろ、そういう人が成功してる気がする。


恐らくそれが、いわゆるUXの部分だと思いますが。

よく起業系のメディアなどで、「起業は、何をやるかより誰とやるかですね」という主張を見る度、違和感を覚えていて、その都度、僕の中では「何をやるかより誰とやるか、誰とやるかより何をやるか論争」が巻き起こるのですが、それに対する結論はこれかもしれない。

そう、つまり、誰とやるかより何をやるかより、「どうやるか」。

どんなに良い商品を作っても販路がないと勝てない。つまり、売り方を工夫しなければならない。逆に、それまで売られていたサービスであっても、やり方や売り方を変えた人が成功しているイメージ。

誰とやるかってどうやるかに凄い影響を与えるんだと思います。何をやるかを考えることとどうやるかを考えることはあまり相関関係はない。

そういう意味では(誰とやるかより何をやるかより、どうやるかが最重要という考えを是とするなら)、確かに、何をやるかより誰とやるかの方が重要かもしれませんね。

ラーメンの味うんぬんではなく、ラーメンを食べるという行為そのもの、UXを変えた一蘭なんかは正に典型例。

この人やこのスキルを持った人がいないとそもそも成り立たないみたいな、そんな危うい中でビジネスをすることが多くて、そこから脱却したいなっていう思いはずっとあった。


それが「誰とやるより何をやるか」を重視するという考えを作ったんです。決して「誰」のことを軽視しているわけではないです。

トキワ荘起業とキラキラ起業


けっこう憧れるのが仲間とマンションの一室とかで始めるパターン。夜中まで開発して事務所に布団引いて、カップラーメン食いながらプログラムするみたいな。泥臭いやつ。実はこれにめちゃくちゃ憧れる。

他にも投資を受けて華々しくデビューする系。これもけっこう憧れる。特に若い子とかが頑張ってると凄い敗北感(笑)

 

起業家は「ポジション全部」。それゆえのセルフィッシュ。


エンジニアなのかデザイナーなのかプロマネなのか営業なのか、起業家にそんなアイデンティティーの葛藤は不要。

ポジションをあてがわれてそれを全うしたいなら起業なんかする必要ない。組織の中でやればいい。

起業家はポジション全部、以上。中学時代の流川みたいな、そういう姿勢。

フルスタック起業家とでも言いましょうか。もちろん、個別に見ていったら、ポジションを持っている専門家には敵わないけど、企画、開発、営業、経理、広報、上から下まで全工程をカバーしていく。

だからセルフィッシュさは必要な要素だと思います。

自信を持つとか勇気を出すとかチャレンジするという行動や強いリーダーシップ、キャプテンシーを紐解くと、そこには必ず我の強さ、ナルシズム、セルフィッシュがあるわけです。

自信を持つとか勇気を出すとかチャレンジするという行動や強いリーダーシップ、キャプテンシーを紐解くと、そこには必ず我の強さ、ナルシズム、セルフィッシュがあるわけです。


僕はずっと野武士スタイルでやってきました。

今まで野武士として生きてきた輩が、仲間を得て、きちんとした稽古をつけられて、部隊を率いた時の無敵感半端ないと思ってます。

すっごい自己中なやつが仲間の重要さを痛感した時が一番強い組織を作れると僕は思う。

だから、我が強い=悪みたいな発想はやめた方がいい。自信満々なやつを敬遠してはいけない。

自分の幼少期を振り返ると、とにかく、団体行動が出来ない子供だったと思います。


歩幅を合わせなければならない意味が全く分からない。ものっ凄いストレスだった。

例えば掃除ですが、もし自分一人でこの部分を掃除しなさいと言われたらけっこうやる。責任感を持って。

ところが、同じことでも、皆でやりましょう!という展開になると一気に萎える。「だったらいいじゃないですか。この人たちがやれば。僕は他のことやりますから…」っていう。

きっと、子供の頃から、戦局と戦術を一人で変えられる人。それがファンタジスタ。になりたかったんだと思います。

一人でやることのメリットは、起業するという行動そのものではなく、事業を作るという点にある。


仲間と起業する、起業は何をするかより誰とするかが大事、大いにけっこうだと思います。

ただ、それでもやはり、合議制によるサービス作りは非常に難しいと考えます。

僕は基本的にブレストに意味はないと思っていて、人の脳みそ100%5人分を足して500%にはならない。打席に5人入ったからと言ってホームランを打つ確率が上がるわけではないのです。

いや、そこまで言ってしまうとブレスト自体を否定しているように聞こえてしまうかもしれませんが、決してそういうわけではなく、自分がブレストに参加しても意味がないと思っているということです。

根が暗いので、サービスのことは一人でブツブツ言いながら考えていたいタイプ。

ただ、全体的にムッツリやらせることが悪いみたいな風潮があるような気がする。就活なんかが良い例で、同じ答えを導くのでもチームでたどり着いた方が評価が高いけど、普通に考えて個人でやり遂げた方が生産性高くないか?

僕はそのムッツリ性に日本のコンテンツの進歩の鍵があるのではないかと思います。

サービス作りを一人でやるということはそれはともすればセルフィッシュに見えなくもない。しかし、サービス作りはそれくらいがちょうどいい。自信を持つとか勇気を出すとかチャレンジするという行動や強いリーダーシップ、キャプテンシーを紐解くと、そこには必ず我の強さ、ナルシズム、セルフィッシュがあるわけです。

チームプレーも大事だけど、強烈な個の力。もしどちらかを選べと言うなら個の力を重視する方が良いサービスは生まれると思います。戦局と戦術を一人で変えられる人。それがファンタジスタ。

仲間仲間の前にまず起業家本人のポテンシャル。ポテンシャルとは、どれだけ魅力的な事業を作れるか。何をするかを考えるということ。
その資質をおざなりにして仲間に頼るみたいな感覚にどうしても納得出来ないと言いますか。

「俺が私が」精神は決して忌むべき感覚ではない。

結論として、「起業」が「何をするかが大事」というより、僕にとっては起業=新規サービスを作るということなので、新規サービスを作る=一人で作るという考えに至ったと。

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